固定資産税をお得に納付する方法

　毎年、ゴールデンウイークの時期になると固定資産税の納付書が届くようになります。不動産投資家の方にとっては現金が手元から出て行くことになり、少しでも有利に納付したいものです。今回は固定資産税をお得に納付する方法を解説します。

固定資産税とは？

　その固定資産の所在する市町村が、毎年1月1日に固定資産台帳に所有者として登録されている者に対して課税します。ただし、東京23区は区ではなく都が課税しています。

納付方法

　東京23区の場合

　この中で金融機関、ペイジー、口座振替による納付ではお得が無いため、今回の趣旨からは外れます。逆にコンビニエンスストア、クレジットカードによる納付ならお得になるということです。

コンビニエンスストアでの納付

　セブンイレブンに納付書を持って行くとレジで納付することが出来ます。お得に納付するためには現金で納付するのではなく、nanacoを使って納付することがポイントになります。

■クレジットカードによるチャージ
　2020年3月12日より改悪によって登録出来るクレジットカードがセブンカード・プラス、セブンカード・プラス（ゴールド）、セブンカード、セブンカード（ゴールド）のみになりました。しかも還元率は0.5%しかなくお得度がかなり下がってしまいました。

■nanacoギフトによるチャージ
　nanacoギフトはkiigoでの販売停止、セブンイレブン店頭での販売停止になり、手に入りにくい状態になっています。しかし、ベネフィット・ステーションを利用すると2%引きで購入することが出来るのです。ここで購入してnanacoにチャージ、そしてセブンイレブンで納付するだけで2%分お得になります。

クレジットカードでの納付

　都税クレジットカードお支払いサイトから簡単にクレジットカードで納付することが出来ます。もちろんポイントも付くので非常に有利ですが、決済手数料が掛かるのが難点です。率にして0.8%くらいなのでこれを上回るポイントが付くカードであれば選択肢の一つになります。

おまけ

　東京23区の支払いに使えませんがYAHOO!公金支払い、F-REGI公金支払いのサービスが使える市町村では決済手数料が掛からずクレジットカードで納付することが出来ます。高還元率のカードならば最有力方法になるので検討する価値ありです。

まとめ

　税金の支払は免れる事が出来ません。それなら少しでもお得に納付すべきだと思っていますので、個人の事情に合わせて最もお得な方法を選択してみてください。