インターナショナルスクールを選んだ理由

日記

 私には来年4月から小学校1年生になる子どもがいます。何もしなければ地元の公立小学校に入学することになるのですが、子どもにとって何が良いのか親として悩んだ結果出した答えをお伝えします。

選択肢

 幼稚園から小学校に進学する時に考えた選択肢は下記の通りでした。

・地元の公立小学校
・近所の私立小学校
・東京学芸大学附属小学校
・インターナショナルスクール

 この4つの中から最初に除外したのは近所の私立小学校でした。理由は有名大学の附属校でもない普通の私立学校に行って何をするのか?多少は教育内容は良いかもしれないが、それに高いお金を出してまで行かせる価値は無いと判断しました。

 残りの3つは悩みましたが、次に除外したのは東京学芸大学附属小学校でした。国立の信頼感、『小学校→中学校→高校』までの進学可能性を考えたらかなり有力でしたが、小さな子どもを満員電車に乗せるのは可哀そうだと思ったので除外しました。
 国立小学校に通学時間制限があり、その時間は片道40分以内でしたが我が家からだと最短で35分、ゆっくり歩いたり・電車の待ち時間を考慮すると40分位かかってしまいます。学費も安いので電車に乗らないで済むならここにしていた可能性は高いですが、好条件が揃っていますので10倍超の倍率も珍しくなく希望したとしてもおそらく入学は出来ていなかったと思います。

 残ったのは地元の公立小学校インターナショナルスクールです。
 インターナショナルスクールの学校説明会があったので子どもと一緒に参加して来ました。当たり前ですが国語以外の授業は全て英語で行われます。授業風景や設備、卒業生から直接聞いた話などを総合すると非常に印象は良かったです。1学年15名程度しか生徒を入学させないので先生の目が行き届とどくのも非常に良い。さらに最寄り駅からスクールバスが出ているため通学が子どもの負担にならないのも良かった点です。
 最後に残った地元の公立小学校に電話して内部の見学、時間割を見せてもらいました。昔からある小学校なので設備はとても古かったです。時間割に英語の授業があっても週に1.2時間と物足りないものでガッカリしました。さらに1学年200名弱いるので教室は満員、職員数も足りていない感じもしたので選択肢から除外しました。

決めてはやはり英語

 現在通っている幼稚園にはネイティブの先生がたくさんいて、日本人の先生も英語が上手で自然と英語が身に付く環境で非常に満足しています。子ども自身も英語で話したり、遊んだりすることが苦に感じている様子もないので、せっかくここまで来たのに公立小学校に行ってしまったらその能力が伸びないと判断しました。
 なぜ、ここまで私が英語にこだわるかですが、私自身の失敗があるからです。私が学生だった時代、英語を初めて学ぶのは中学生になってからでした。思春期に英語の先生が『Repeat after me』と言っても恥ずかしくてそんな事は出来ません。さらに耳も完全に日本語耳になっているため英語を聞き取れないのです。そんな失敗を子どもにはさせたくないとの思いから英語にはこだわっています。

このタイミングしかない

 インターナショナルスクールの授業は全て英語で行われます。やはりそれについて来られない子もいるらしく辞めて行く子も珍しくはないようです。それでも小学校1年生からならハードルはかなり下がると思います。これが中学生から入学するとなると最初からかなりの英語力が求められるので、小学校1年生から入学するこのタイミングしかなかったのです。
 万が一、勉強について行けなくても公立小学校に逃げる選択肢はありますが、逆に途中からインターナショナルスクールに入るのはほぼ不可能だと私は思っていますので、やはりこのタイミングしかないです。

今後の進路

 中学受験が当たり前になっていますが、インターナショナルスクールに行っている限り考えていません。高校受験のために特別な対策をする気もありません。中学受験なら小学4年生位から、高校受験も中学3年の1年間は受験勉強のために費やさなければなりません。この時間がムダとは言いませんが、有意義ではないと思いますので回避出来るならその方が良いと思っています。
 大学は世界中好きな所に行けばよい。海外の大学に行くにしても英語力のハンデが無い事は大きなアドバンテージになるはずです。日本の大学レベルの英語なら楽勝でしょ!!

デメリット

 インターナショナルスクールの良いことばかり書いてきましたがデメリットもあります。
■地元の友達が出来にくい
・近所の子ども同士で遊んだりする機会は減ると思います。しかし、なるべく寂しい思いをさせないように地域のサッカークラブに入れるつもりです。子どもも入りたいと言っているので、あとはどのチームを選ぶかだけです。

■学費が高い
・小学校~高校までで3,150万円、海外の大学に行くと4,100万円の合計7,250万円が必要です。海外での生活費等も考慮すると大学卒業までに1億円ほど準備しておく必要があります。

まとめ

 どんな学校に行こうが、本当に出来る子は自分で勉強するし人間関係も上手くやって行くでしょう。しかし普通の子はそうはいかないはずです。それならばなるべく子どもが苦労しない環境を与えてあげるのが親の役目だと思っています。

 最後に『我が息子よ、一緒に頑張ろう!』

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