商品先物の必勝法!! ~これで絶対に勝てるハズ~

株式

 商品先物に良いイメージを持っている方は少ないと思いますが、やり方によっては必勝法があります。世界的に有名なロスチャイルド家も銀や銅の先物で財産を築いたと言われるやり方です。今回はその考え方をお伝えいたします。

 

商品先物とは?

 商品先物取引とは「将来の一定の期日に商品を受渡することを約束して、その価格を現時点で決める取引」です。約束した「将来の一定時期」が到来する前に反対売買(買い手は転売、売り手は買い戻し)をすることによって、取引を終了することができます。
商品先物取引は国内外の商品先物市場で行われています。米国ではシカゴ市場(CME)が、国内では東京商品取引所(TOCOM)がメインのマーケットとなります。

 

商品先物の説明

■限月
 先物商品先物取引の取引期間には期限があり、その取引最終月を「限月」と呼びます。

■サヤ(鞘)
 限月間の価格差をサヤと言います。サヤには2種類あり期近から期先にかけて価格が高くなる状態を“順ザヤ”、その逆を“逆ザヤ”と呼びます。

 

必勝法の説明

 商品先物は通常、順ザヤになります。その理由は購入資金の調達金利や保管料・生産コストが加わるためです。この順ザヤを利用して確実に儲けを出したいと思います。

手順
 例えば上記の様な先物があったとします。
①期先を5,300円売り、期近を5,050円買い
②期近を現受け
③期先の期限が来たら現渡し
 これだけで250円を確実に手に出来ます。

 

問題点

 こんなに簡単なら誰でもやっているはずなのになぜ広まらないのでしょうか?それには問題点がいくつかあるからです。
①購入資金の調達金利や保管料・生産コストがかかる
②保管が容易な貴金属はサヤが小さい
③商品先物は日本では流動性が低い
 上記のような理由で広まっていませんが、もし上記の問題点を解決できるのならほぼ確実に勝てます。

 

まとめ

 理論上は必ず勝てる手法ですが現在の日本で実行するには環境が整っていません。今後、流動性が向上しサヤが大きくなる局面があれば実行するチャンスがあるかもしれません。そのために知っていて損はない知識だと思っています。

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