NTTドコモTOB ~申し込み編~

株式

 先日の『NTTドコモTOBは儲かるの?』でドコモのTOBはかなり確度の高い投資案件である事を紹介しました。それでは今回はどうやればTOBで買い取ってもらえるのかを紹介します。

 

NTTドコモ株を手に入れる

 ドコモの株式を持っていなければTOBに申し込み出来ません。TOB価格は3,900円に決まっていますので出来るだけ安く手に入れたいところです。手数料もなるべく安い方がいいので、SBI証券や楽天証券の100万円までは現物株式の売買手数料無料を使っても構わないが、それだと1日200株までしか買えません。信用取引を使って買い→現引きだと手数料無料になるところが多いですが、制度信用では現在、現引きが規制されていますのでこれも出来ません。そこでおすすめなのが楽天証券のいちにち信用取引です。

 売買手数料無料、1回の約定代金が100万円以上なら買方金利0%と破格の条件です。さらに制度信用では規制されている現引きも可能です。

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券で口座開設をする

 TOBに申し込むためには公開買付代理人で証券口座を開設しなければなりません。今回のドコモTOBでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が公開買付代理人になっているため、申込をするなら絶対に開設しなければなりません。
 現在はドコモTOBのためか、開設が完了するまで多少時間が掛かっているようです。書類の不備などがあることも予想して早めに口座開設を完了しておきましょう。

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券口座でドコモ株を所有する

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券口座でドコモ株を所有する方法は2つあります。

1、三菱UFJモルガン・スタンレー証券でドコモ株を買付けする。
 この方法は移管という面倒な作業がないので簡単ですが、買い付けるための売買手数料が必要になってしまいます。ただでさえ薄利であるTOBなのでなるべくコストは掛けたくないので私はおすすめしません。
2、他の証券会社から移管する。
 上記で述べたようにSBI証券や楽天証券で買い付けたドコモ株を移管する方法です。移管に手数料が必要な証券会社もありますが、SBI証券や楽天証券などのネット証券では手数料無料なところが多いです。しかし、移管するには資料請求→記入→返送→移管元の証券会社の人が手作業で移管手続きをする作業がありますので時間が掛かる事は覚悟しておきましょう。

 

移管元は楽天証券がおすすめ

 移管には資料請求が必要と書きましたが、楽天証券はネット上で手続完了出来ます。売買手数料0円・買方金利0円・現引き可能・移管手続きラクと良いことばかりなのでおすすめしてます。ちなみに私は先日、手続きを完了しておきました。

 

公開買付応募申込書を提出する

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券口座でドコモ株を所有していたら自動的にTOBに応募してくれるわけではなく、公開買付応募申込書を提出する必要があります。

 公開買付応募申込書を手に入れるためには三菱UFJモルガン・スタンレー証券に請求するしかありません。今は発送までに若干時間が掛かっているようなので、少しでも応募を考えている方は早めに請求しておきましょう。

 

まとめ

 今回のTOBに申し込みしなくてもおそらくはスクイーズアウトされ、3,900円で買い取ってもらえると思います。しかしそれまで資金拘束され効率が良くありませんので、11月24日には資金が戻って来るように正確に申し込みをして他の投資案件に資金を振り向けましょう。

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